自転車で長い坂道を登ったのだが、2度も転んでしまった。
日ごろの運動不足もあってのことだろう。
左ひざとお尻をしこたま打ってしまった。

美容院へ行った。
前髪が伸びてぺったりとしていたので、少し短くしてもらった。
パーマをかけた。

インターネットで見つけた陶芸の出来る雑貨屋さんへ行った。
陶芸の話について聞いてみようと思い出かけたのだが生憎、店員さんはその陶芸教室に通っていると思われる女性となにやら真剣な面持ちで話し込んでおられたので飯碗や小皿や湯のみなどを存分に眺めた上で帰宅した。

近所の激安ショップへ買い物に出かけた。
今凝っている黒酢が安かったので1本購入する。
布団圧縮袋と人参ジュースを2本と菜っ葉の漬物とチョコフレークと魚のあらと生クリームを買う。

買ってきた生クリームを使ってアイスクリームを作る。


こんな一日。

友達とのランチの約束がふいにおじゃんになったので一人出かけた。
シナモントーストにサラダにホットコーヒーを喫茶店で頂いた。
そのあと人の往来の激しい商店街をふらふらと歩いた。
こうした街中でも知った人の顔を見かけない。
自分を知らない人の中にいるということはさっぱりとして気持ちのいいことだ。
自分がとてもちっぽけな人間だと感じることが、気持ちいいのだ。

忙しい時に限ってあれこれとしたくなって
暇になると「ま、いっか」になる。

帰宅時にふらりと立ち寄ったお花屋さんで、ブリキの缶に入った可愛い植物を買った。
ちょっと古本屋さんにでも寄って・・・とお店の中に入って目についた本を3冊購入。

今日は4つ幸せを買う。(^_^)

メールが送れなかった原因は私側にあったようだ。設定が中途半端な状態になっていたようで、そのために受信が出来ても送信が出来ない状態になっていたのだった。
この一週間の間、返事の返ってこないメールを毎日ずっと送ってくれ、夜も帰宅してから朝方近くまで自分のPCの設定を変えたり、あれこれしてくれていたMさん。
原因が私側にあるわけなので、Mさんが様々な方法を試してくれたとしても直るわけはなかったのだ。


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私は結局自分からMさんに電話をした。

夕ご飯を食べ終わってから夫と子供達と釣りに出かけた。昨年夫が会社の組合行事の釣り大会の際に釣竿係りになったので竿を4本購入していたのだ。
海に近い川にはたくさんの人が釣り糸を垂らしていた。
「釣れますか」と聞くと
「釣れるよ、今はハゼが釣れるよ」とのこと。
近くの釣具屋さんでゴカイを買い、それぞれの釣り糸を垂らした。
2時間近くでハゼが12匹釣れた。
帰宅してからバケツの中のハゼをさばいたのだが、生きているハゼの頭を落とすとき子供達は涙を流していた。
スーパーで、パックに入った動かない魚しか見たことがなかったからだろう。
生きた魚の頭を落とすことにとてもショックを受けていた。
『命を貰うってこういうことなんだねぇ、お母さん。残さず食べるよ。』と子供達が泣きながら口々に言った。

家の近くの川沿いが整備され遊歩道が出来た。
川に向かって座れるいくつかのベンチがある。
早朝の散歩で疲れた足を休めているのか老夫婦の姿を見かけた。
この季節の朝の澄んだ空気は本当に気持ちがいい。
人の居ない街の中はなぜか透明な空気が満ちているように感じる・・

メールアドレスを変えてから、Mさんと連絡が取れなくなった。
Mさんからのメールは届くのだが私から送るメールが届かない。
何度送っても拒否される。
Mさんへは私の新しいアドレスを知らせたり登録していない相手先からのメールの拒否設定を解除してもらったりもしてみたが、それでも届かない。。
携帯と職場からであればメールが送れたので、昨日までの連絡手段はこの二つからだったのだが、今日はとうとうどちらも届かなくなった。

こうしてだんだん連絡が途絶えて自然と終わってしまうのかな、と考えた。
終わったらどうだろう、私はそれでいいのだろうか。
電話をかければいい。
そうすれば「さようなら」は遠くなる。私からかけようか、それともMさんはかけてくれるだろうか。
たぶんMさんは私に電話をしない。
そして、私は。
私はどうしよう。

最近日記に食べる事を書くことが多い。私は食す事が好きだ。作ることも。
誰かがもてなしてくれる料理を頂くことも好きだし、自分の作った料理を食べてくれる際の美味しそうな誰かの顔を見ることも好きだ。

私は美味しいものを少量食べるのが好き。
色々なものを少しずつ。
一つのおかずをおなか一杯食べるよりも、色々なものをちょっとずつ味わいたい。
こういう部分にも『私』が表れているのかも・・。
「色々なものを少しずつ・・」というところに。

子供達を寝かしつけたあとに夫とにぎり寿司をたべながら飲むビールの旨さ。

美味しいと評判なんだよ
というお店の惣菜を夫が職場の人から貰ってきた。
小さなパックに入った肉じゃがとヒジキの煮たの、2点。
値段は1パック400円也。
お高いなぁと思いつつもパックから取り出し、白磁の皿に盛った。

一口食べた息子が
『このおかず、お母さんが作ったんじゃないでしょ』と言った。
「えーなんで？」
『おかあさんの味じゃないもん』

それぞれの家庭のそれぞれの味がある。
私の味は母の味だ。
実家を離れ一人暮らしをしている時に、母の作る鯖の煮たのが無償に食べたくなって真似をして作ったっけ。
でもどうしても同じ味にならなくて実家へ帰るたびに作って貰っていたな。。。。


この子はいつまで私の味を恋しがってくれるのだろう。
いつかは結婚して、お嫁さんの味がいちばんになるまで、かな。

夕飯に豚キムチを作った。
食事時に暑かったのでトレーナーをひじまでまくって食べていたのだが、過ってキムチを左腕に落としてしまった。
食後に食器を洗っていたらキムチの落ちたあたりがかぶれて赤くなっている。
私は人一倍皮膚が弱いことを思い出した。
弱い部分は晒さないでいる事でしか守れない。
夏は日焼け止めを塗り、長袖シャツを着、日傘を差す。
それでわが身を守る。
慣らすことで強くなる部分もあるけれども、どうしても弱い部分というものはあるものだ。

性格にしても。

風鈴の音を聞いた。
たぶんすぐ近所の家だろう。
このところ暑い日が続いていたからかな・・
風が吹くたび、風鈴の音が家の中に入ってくる。

夏の暑さを思い出して少々うんざりしながらも
風鈴の音に心洗われた。

例えば
好きな人がいるとして
その好きな人との距離が少し縮まった。。と思い寄りかかろうとすると、サッと身をかわされるような印象を受ける人がいる。
もしもここでこの一言があったら・・と思ってもその一言はもらえない。
たぶんいつも少しずれるのだ。
肝心な時のタイミングが少しずれる。
なぜかそういう二人なのだ。

例えば、の話。

26日に、わたしの住む街に出張で来る予定だったMさんだったが、今持っている仕事が滞っている為に急遽中止になったそうだ。
なんだ。。とがっかりする気持ち半分、ホッとする気持ち半分。。。
いや・・・ホッとする気持ちの方が多いかもしれない。もしもMさんがわたしの街に来たとしても私にはどうしても変えられない予定が入っている。
もちろんそれはMさんも知っていることで、またこの次があったらその時にね、と言ってくれるのだが、「逢えたらいいね」と書いてくれているメールからMさんがわたしに逢えるかもしれない事を喜んでいる気持ちが伝わってきて、逢えないことを申し訳ないと思っていた。
Mさんが来るのは仕事のためであって、わたしに逢いにくるのではないのに・・。


お昼ご飯を食べながらバラエティ番組を見ていたら、ゲストで出演されていた獣医さんが誰かに似ている。
Mさんだ、Mさんによく似ている。
髪型、輪郭、体格、話し方。。
顔の似ている人というのは骨格から性格、話し方まで似ているものなのかな。
とぼけ方までよく似ている。

他に似ている部分がないだろうかと、まじまじと見てしまった。

片付けをしていると、家の中に未使用の食器だとかタオルだとか粗品だとかそういう不要なものがたくさんあることを発見する。
いずれ使うだろう、とか、割れたら出そう、と思っていてどんどん溜まっていったものだ。
我が家はとてつもなく狭いのだが古い家の為か収納する場所がたっぷりとある。おかげで捨てるよりもとりあえず「入れておく」という行為が身についてしまった。

もっとすっきりと暮らしたい。今はストックなどしなくてもすぐに何でも手に入るのだ。
不要なものは友達に譲ったり、先日の洋服と同じようにリサイクルショップへ持ち込んで安くてもいいから買い取ってもらおう。

本当に好きなもの、ひとつひとつを大事にして暮らしたい。

今日はいつもよりも2本早い電車で帰宅できた。
こういう日はめったにないのでふと思い立ってガスでご飯を炊いてみた。
電気釜で炊くのとはひと味違う、米粒がつややかで甘い。
以前、姉と生活していた時に電気釜が壊れたのだが、その時に友人からガスでご飯を炊く方法を教えてもらったのだ。

ご飯が美味しいと食事も楽しい。
今日はみんながおかわりをしてくれました。

一日仕事を休んでいただけなのに、会社に出ると、出会う人が皆、声をかけてくれる。
嬉しいことだな・・・。

今朝、一旦会社へ行きかけたものの、体調がすぐれないために急遽おやすみを貰うことにした。
風邪薬を飲み、9時から13時まで熟睡していたお陰でずいぶん体調がよくなった。


朝、体調が悪い事を携帯からMさんにメールした。
こういうとき、必ずMさんは私の携帯へ返信しない。
眠っていたら起こしてしまうだろうと思ってのことで、PCにメールを送ってくるのだ。
午後からPCを立ち上げると案の定メールが届いていた。


確かに私は体調が悪かった。
だけど、こういうときこそ声が聞きたくなるのだ。
眠っているだろうから。。。体調が悪いだろうから・・と心配してくれることはとても嬉しいことだけれども、私は「大丈夫？」という一言が欲しかった・・
それならば、自分から電話をして欲しいといえばいいのだが、なぜか私はその一言が言えないのだ。